京都紋付
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039LAUNDRY

京都紋付 × 039LAUNDRY

カタチを変えながら、日本の伝統技術を残していく。

1915年から京都の地で日本の伝統的な正装である黒紋付だけを100年間染め続けきた「京都紋付」。着物の世界で歴史を刻みながら「和の黒」の第一人者であることを使命に、独自の技術を磨き続けています。

長い歴史の中で1990年頃から黒染めのマーケットが徐々に縮小していき、紋付を残すために伝統技術を守りながら黒染めの活用法を模索、今の世の中に必要なカタチに変化させていく事で活かす方法を構築している「京都紋付の黒染め」と100年以上コットンの糸づくりにこだわって作り続けてきた紡績メーカーが手掛ける039LAUNDRYがタッグを組んだMade in Japan のコラボレーションです。

<黒紋付の存続>

京都紋付が黒染めを始めた当初、同業他社が100社以上あったそうですが現在は3つにまで減少しています。昨今で紋付の需要というのは、歌舞伎や能、京都祇園の芸妓さん、宝塚の卒業式などで着用されている黒紋付が主となります。

黒ければ黒いほど上質とされ、いかに濃い黒に染めるかで価値が分かると言われています。紋付は柄が無いため同業の中ではいかに黒いか、黒さを極めていくことが重要なこととされています。
京都紋付では、黒さにこだわり極めて追求する事だけを真摯にやり続けてきたことで、40年前に※深黒(シンクロ)加工をいう唯一無二の技術にたどり着く事が出来ました。黒をより黒く見せるにはどうしたら良いか。これが今のアパレルブランドとのコラボにも生かされています。
紋付の技術を使って、プロダクトするもの、つくるものを時代に沿って変えてく柔軟性が事業存続のカギとなりました。

※深黒加工・・・光を反射させず吸収させて、真っ黒に見せる加工。

<新しい事業の開拓>

京都紋付の事業の一つである衣類のアップサイクル。何十年も前から、地方の小売店から一般消費者の希望で、シミや汚れが取り切れない衣類を年間何点か染替えをしていました。染替えビジネスの原点がここにあります。

2013年秋からはHPを立ち上げ、アップサイクルやサーキュラーエコノミーという言葉がまだ世の中で聞きなれていない頃より前に「衣類を染め変えたら再度着られるようになる」というところから本格的に染替えを受注するシステムを始めました。

染替え以外にも、アパレルブランドとのコラボレーションを手掛けるようになり、コットンとポリエステルなど使われている原料の違いで、染めた後の色味の濃淡や風合いが部分的に変わることから”2度楽しめる衣類”として、染め変える前と染め変えた後の異なったデザインを2度楽しめるという切り口で衣類の製作にも携わっています。

<今後の展望>

「特に大きな出来事があったということではなく、地道にひとつひとつを積み重ねてきて今がある。急激に伸びると価格破壊が起こったり、永続性がない。京都紋付は京都で染めていることに価値があるんです。黒しかやらないからアイデンティティが守れている。
無理せずきっちりと良さを伝えていくことに専念していただけるパートナーと手を組んでいきたい。039LAUNDRYは、コットンだけをこだわってやってきたことが最も価値のあることだと思っています。こだわりの天然コットンと歴史ある黒染めはとても相性が良い。」そうお話しいただいたのは、4代目代表取締役社長の荒川徹さん。

「一過性の黒染めの再生ではなく、染替えという文化をつくりたい。黒染めをすることで+αの付加価値がつけられている。撥水性や汚れにくい、生地がソフトになるなど。最初より良くなった、とおっしゃられるお客様もいらっしゃいます。伝統を守る中で、残すものと捨てる物を選択していく事が最も重要。黒染めをどう磨いていったら、今の世の中に生かされるかということを常に考えています。良い技術と新しい感性の組み合わせ。今年は日本だけでなく、NY、オランダ、中国でも展開する予定があります。」

アメリカン・シーアイランドコットンやDENIM MIX糸を使ったTシャツ、シャツジャケットなどラインアップしています。

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